人は無意識的に憧れや好意の対象のものまねをします。

経営者も人間ですから、やはりものまねをします。例えば、父の後を継いだ2代目社長は1代目社長である父のような社長になろうとします。意識していなくても心のどこかにそういう感情が眠っているものです。

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でも、経営者は先代のものまねをしてはいけません。それは、数十年前の成功事例は現在の参考にならないことが多いからです。パラダイムはシフトしているからです。過去の成功要因は現在では通用しないからです。

ただ、数十年前の経営書がいまだに多くの読者を引きつけているように、息の長い知恵もあります。普遍の知恵です。

ですから、過去の成功例のなかから普遍の知恵は何なのかを読み取って、それを継承することが必要です。それ以外をまねると悪い結果に至ります。

もうひとつは、普遍の知恵に自分の個性を合わせて、しっかりと自分自身を定義して定着させることです。経営者にパーソナルブランディングやアイコン化が必要な理由はここにあります。

世代交代でしなければいけない2つのこととは…

■ 先代から「普遍の知恵」を読み取る

■ 普遍の知恵と自分の個性を融合させてしっかりと自分自身を定義して定着させる

経営者には人の持つ「ものまね」する習性をコントロールする能力が必要です。